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肥満外来
あまり通っているのを人には知られたくないという人も多いでしょう。そのため口コミでは広がらない外来でもあります。ダイエット外来や痩身外来でも良さそうですが、エステと間違えられそうな気もします。多くの医療機関で肥満外来が一般的な名称として通用しているようですし、当クリニックでもこの名称を使用することにしています。
さて、肥満外来って何をしてくれる所でしょうか。かなりの方が、何か特別な薬でもあって、簡単に痩せさせてくれると期待して来院しているようです。こういう方々は、「自分で努力して痩せなければだめですよ」という言葉を聞くだけでガッカリしてしまうようで、2、3回で来なくなってしまいます。
私は、肥満外来は、患者さん本人に「気づき」を与える場だと思っています。そのために、MRIで体脂肪を見せつけたり、血液検査や動脈硬化検査で、生活習慣病の危険性を把握してもらっている訳です。通常の病気は病院でお医者さんに薬をもらって治してもらう(本当は違います。自分の自然治癒力で治しているんですがね)という考えが普通ですが、肥満は異なります。基本的に肥満を治す薬はありませんから、自分で食事制限をし、運動を沢山して痩せなくてはいけません。
肥満治療の流れ
初診時
身長・体重・問診・血圧測定・血液検査などを行います。最近人間ドックや職場の健診で血液検査をなさっている方は、その結果をお持ち下さい。当日、次回のMRI検査の予約をして下さい。
MRI検査
MRIにて内臓脂肪・皮下脂肪の量を測ります。この結果を基に、今後の減量の方法を指導します。通常は腰椎のMRIを撮りますから、腸腰筋や背筋の状態も調べます。
経過観察
その後は2週間~1ヶ月おき程度に来院して下さい。毎日の体重の記録、歩いた歩数、ダンベル体操の時間、食事日記などを付けて持って来ていただき、それをもとに指導致します。検査の結果、病気が見つかった場合は、その治療も併用していきます。通常はまず数ヶ月肥満治療をしてみます。それでも検査値が改善しない場合は漢方薬を併用します。西洋薬の使用は最後の手段と考えています。
ダイエットは本人の強い意志と不断の努力が必要です。しかし長い期間続けて行く事になりますから、あまりに厳格にやっていくと長続きしません。多少の失敗はその後の努力で取り戻せますから、のんびりといきましょう。ストレスを与えるようなダイエットは長続きしません。